1万円台から始めるカメラライフ

カメラを始めたいけど、費用が高くてお悩みの方向けに情報発信します。基本的な撮影方法も伝えていきます。

「シャッタースピード」とは?-カメラの重要な設定③-

  こんにちは、じゅんぺいと申します。今回は重要な設定シリーズ最終話、シャッタースピードについてお話します💡

  シャッタースピード」とは、光を撮像素子(イメージセンサー)にあてる時間のことを言います。シャッタースピードは、カメラの機種ごとに上限と下限が決まっており、その範囲内で自由に変更することができます。

シャッタースピードで何が変わる?

①写真の明るさ

  シャッタースピードが速いほど、カメラが光を取り込む時間が短くなるので、写真は暗くなります。一方、シャッタースピードが遅いほど、暗い場所でも明るく撮ることができます💡夜景なのにすごく明るい写真、というのは、シャッタースピードをうんと長くして撮影しているわけです😄

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(こちらの写真は、シャッタースピードを20秒で撮影しています。)

②写真のぶれのリスク

  シャッタースピードが速いと、手ぶれのリスクが減り、被写体をしっかりと捉えることができます。また、動きのある被写体の場合、シャッタースピードを速めることで被写体の動きによるぶれ(被写体ぶれ)を軽減することができます。

  一方、シャッタースピードが遅いほど、写真はぶれやすくなるため、どうしてもシャッタースピードを遅くする時は、三脚を使用するのが基本となります。よく滝の写真とかで、水が糸を引いたようになってるものがありますよね?あれは水の動きを利用して、長時間のシャッタースピードで撮影することで、水のなめらかな動きを表現できているんですよ♪

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  シャッタースピードは、被写体や撮影シーンによって使い分けることも多いですし、特に夜景の撮影時には必須の設定です💡カメラに少し慣れてきたら、シャッタースピードを少し変えたりしながら撮影してみましょう😆

  最後までお読みくださり、ありがとうございました😊

 

 

絞り(F値)とは?-カメラの重要な設定②-

 こんにちは、じゅんぺいと申します。今回もカメラの重要設定のうち第2弾、絞りについてお話します💡

  レンズには、光の入り具合を調節する穴があります。この穴は羽根絞りと言う機構で、大きくしたり小さくしたりすることができます。この調節が「絞り」になります。絞りは開ける、絞るという言い方をし、また絞りの程度は「F値(エフち)」と言う尺度で表され、絞りを開けるとF値は小さくなり、また絞りを絞るとF値は大きくなります。

F値の大きさで何が変わる?

①ピントの合う範囲が変わる

  ピントの合っている範囲のことを「被写界深度」と言い、ピントの合う範囲が狭いことを「被写界深度が浅い」、広いことを「被写界深度が深い」と言います。被写界深度F値だけでなくレンズの焦点距離でも変わりますが、F値に限って言うと、F値が低いほど被写界深度が浅く(ピントの合う範囲が狭い=ボケが大きくなる」、F値が高いほど被写界深度が深い(ピントの合う範囲が広い)、ということになります。

  ちなみにピントが合わずにボケている状態(ピンボケ)を「アウトフォーカス」、手前から背景まで全体にピントを合わせることを「パンフォーカス」といいます。

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(F値は低いほど、背景をぼかしやすくなります。)

②写真の明暗が変わる

  シャッタースピードが同じの場合だと、F値を低くすると露出が明るくなり、逆にF値を高くすると露出が暗くなります。これは、絞りの開け絞りにより、光を取り込む量が増減するために起きています。

 

  F値を調整する事で、ボケのある写真が撮れたりできます。カメラ使い始めの頃に覚えておくと、写真のバリエーションが広がりますので、ぜひ試してみてください🎶

「露出」とは?-カメラの重要な設定①-

  こんにちは、じゅんぺいと申します。

今回は、カメラで撮影する際に重要な、3大設定についてご案内しようと思います。撮影における3つの大事な設定とは、露出、絞り、シャッタースピードになります。今回は、「露出」について説明したいと思います。

「露出」とは、大まかに言えば写真の明るさのことです。絞りやシャッタースピードなどによって決定され、カメラ内に取り込まれた光の量によって変わります。写真の露出がちょうどいい明るさになっているものを「適正露出」と言い、適正露出よりも余分に明るいものを「露出オーバー」、逆に暗いものを「露出アンダー」と言います。カメラは適正露出を目指して、絞りやシャッタースピードを自動調整します。

  ただ、常に適正露出を目指した方が良いかというと、必ずしもそうとは限りません。例えば、料理や人物の写真は、適正露出より少し明るめに撮ることが多いです。これは、通常より少し明るめにすることで、料理や人物がよりきれいに見えるためです。

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また、花や風景の写真を撮影する場合に、少しシックな感じを出したい場合は、あえて露出アンダーにします。

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  また、写真を撮った後に、見た目よりやけに暗かったり明るすぎると言うこともあります。そのようなときには、「露出補正」と言う機能を使うことで、明るさを+またはマイナス調整することができます。

  露出の程度もケースバイケースです。色々と試してみると新しい発見があるかもしれません。

撮影のモードとは?

 こんにちは、じゅんぺいと申します。今回は、カメラを買った時に見かける、カメラのモードについてです💡

  カメラを購入するとわかるように、カメラにはダイヤル等で撮影モードを選択する機能が備わっています。具体的には、以下の通りになります✨

①全自動オート

撮影シーンをカメラが判断して、設定を全てカメラ側で行います。

②プログラムオート

カメラが設定した絞り(F値)とシャッタースピードの組み合わせをユーザーが選択するモード

③絞り優先オート

絞り(F値)をユーザーが設定するモード

シャッタースピード優先オート

シャッタースピードをユーザーが設定するモード

 

  その他、シーンモード(シーンセレクションとか言ったりもします)と呼ばれる自動モードは、「風景」、「クローズアップ」等シチュエーションを選択することで、カメラがその状況に適した設定をしてくれます。

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  まずは、全自動オートで撮影してみて、慣れてきたらプログラムオートで撮ってみましょう💡プログラムオートでは、「露出」や「ホワイトバランス」といった、ちょっといじると写真の雰囲気がだいぶ変わる設定もあります。その点は今後触れていきますね😊

 最後までお読みくださり、ありがとうございました✨

 

「レンズキット」の購入は必要?

 こんにちは、じゅんぺいと申します。今回は、レンズキットの購入は必要か、についてまとめてみました。

  初めて一眼のカメラを購入しようとすると、「ズームレンズキット」や「ダブルズームレンズキット」といったような、カメラのボディーとレンズをセットで販売しているものをよく見かけます。ズームレンズキットは、標準ズームレンズがセットになったもので、ダブルズームレンズキットは標準ズームレンズと望遠ズームレンズの2つがセットになったものです。望遠ズームレンズは、主に遠くを撮影する際に使用するレンズですが、特に遠くの被写体を撮る予定は無いけど望遠ズームレンズは必要なの?とか、そもそもレンズキットって必要なの?と言う質問をお聞きします。今回はズームレンズキットとズームダブルレンズキット、どちらを購入した方が良いかについてご案内したいと思います。

  結論から申し上げると、ダブルズームレンズキットを購入したほうがいいですよ!と言うことになるんですが、その根拠としては以下のメリットが挙げられます。

①セットで購入した方が価格が安くなる

  カメラとレンズのセット販売と言う触れ込みなので、カメラのボディーとレンズをそれぞれ別々に購入するより、費用が安くなります。

②様々な被写体の撮影に対応できる

  あなたは、カメラでどの被写体を撮るかというのを明確に決めていますか?おそらく、初めてカメラをスタート人は、ほとんどの場合決めていないのではないでしょうか。例えば風景メインで撮影をしたい!と思っていても、その風景の中に鳥がいたから鳥も撮りたい!といったことも起こり得ると思います。そのような時に、標準ズームレンズと望遠ズームレンズの両方があれば、様々な車体の撮影に対応することができます。

③より背景をぼかして撮影ができる

  これは僕がカメラを始めたときに、周りに教えてくれる人がいなかったので、ぜひお伝えしたいと思います。

詳しい説明は今後させていただこうと思いますが、レンズには「焦点距離」と呼ばれる長さがあり、焦点距離が長いほど(よりズームをするほど)背景がぼけやすくなります。

 


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  例えば花などを撮影する際に、背景のぼかしを入れることで、主役である被写体がぐっと引き立ちます。望遠ズームレンズは、単に遠くのものを撮影する場合のほかに、ぼけのある写真を撮る際にも有効なので、一緒に持っておくと写真のバリエーションが増えます。

  ダブルズームレンズキットは、望遠ズームレンズをあまり使わないとか、写真が暗くなるといった理由で、購入しない方が良いと指摘する意見もあります。ただ、初めてカメラを購入する場合は、自分が対象とする被写体も定まってはおらず、またレンズの違いによる写真の明暗の差もイメージしづらいかと思います。より明るい写真を撮るためには、それに適したレンズが別途存在します。写真は、まずは撮影してみる事が重要であり、標準ズームレンズと望遠ズームレンズの両方を比較し、その後真に自分が必要とするレンズが見えてくるのではないかと思います。

カメラの構え方をおさえよう💡

こんにちは、じゅんぺいと申します。今日は、カメラの構え方についてのご案内です💡

  実際にカメラで撮影をしようとした際に、意外と見落としがちなのがカメラの構え方です。最近はスマホで写真を撮ると言う場面がかなり多いため、カメラを買った際もおのずとスマホのように片手で持って撮影したり、といった光景が見られます。カメラで撮影をする際に気をつけなければならないのが「手ブレ」と呼ばれるもので、撮影時に姿勢が不安定だと、手が震えて写真もぶれてしまうといったことが起きてしまいます。最近のカメラは、「手ぶれ補正」と呼ばれる手ぶれを修正する機能も付いてはいますが、基本的なカメラの構え方というのは非常に重要です。

  カメラの構え方についてわかりやすく説明しているサイトがありました。株式会社フォトスタイリングジャパンと言う会社さんのサイトで、写真付きでわかりやすく解説をしています。


https://photostyling.jp/academy/camera_technique/beginners/5216/

 

  カメラで写真を撮る際は、両脇を軽く締めること、手を添えてカメラを安定させることが大切となります。スマホのような小型機種だと、そもそも重さがさほどないので片手だけでも撮影ができたりしますが、カメラはそうはいきません。    

  僕が初めてカメラをスタートしたときに、意外とカメラの構え方について教えてくれる人がいなかったことを覚えています。常識中の常識として捉えられていたのか、それは分かりませんが、僕はカメラの構え方は、スポーツのフォームと同じように重要な基礎部分だと思っています。

  カメラで撮影をするときには、ぜひこの基本的な構えを意識してほしいと思います。端から見ても、きっちり構えてとってる方がかっこいいですからね(笑)

一眼レフとミラーレス一眼、どっちが良いの?

こんにちは、じゅんぺいと申します。

  一眼のカメラといっても、大きく分けて一眼レフとミラーレス一眼の2種類あります。初めてカメラを購入しようとするときは、どちらの方が良いのか、どこが違うのか、といった事で悩まれるかと思います。両者の違いについては、以下のような点が挙げられます。

 

○構造の違い

  一眼レフは、カメラ内にミラー構造が存在し、ミラーで反射させた光景がファインダーに映し出されます。そしてミラーの裏にあるセンサーに、光の情報が取り込まれることで、写真として仕上がります。一方ミラーレス一眼は、名前の通りミラーが存在しないカメラで、画像センサーで光を電気信号に変え、液晶モニターで再現します。ミラーがない分軽量化・小型化を実現しています。

 

○機能の違い

  一眼レフとミラーレス一眼でそれぞれ機能や備わっている性能が異なってきます。

①一眼レフ

●ファインダーがあるため、ピント合わせや構図の確認が簡単で、撮影に集中できる

●ピント合わせ(オートフォーカス)が早い

●交換レンズの種類が豊富なので、表現の幅が広い

●カメラ本体が大きく、重量がある

②ミラーレス一眼

●交換レンズの種類は、一眼レフに比べると少ない

●カメラ、レンズともにコンパクトで軽量な機種が多い

●カメラボディーのカラーバリエーションが多い

 

両者の違いを踏まえ、ケースごとでどちらが向いているか考えると良いでしょう🎶

 

①気軽に持ち歩きたいかどうか

  カメラを常に持ち歩きたい、そのような方はカバンに入れて気軽に持ち運べるミラーレス一眼の方がお勧めです。一眼レフは、レンズも含めると結構な重さとなり、ややもするとその重量から持ち運ぶのが億劫になり、結果として使わなくなってしまうと言うことも生じます。

 

②夜景など暗いところでたくさん撮影したいか

  詳しい説明は省きますが、カメラにはセンサーが搭載されており、このセンサーの大きさが写真の画質に影響します。センサーが大きいほど画質は良く、夜景や暗い場所での撮影に強くなります。夜景をたくさん取りたい、星空撮影に挑戦してみたいと思っている方は、センサーサイズの大きい一眼レフを購入する方が良いかと思います。

 

③スポーツなど動きの速い被写体を撮影したいか

  動きの速い被写体を撮る場合は、ピント合わせの速さが重要になってきます。一般的に一眼レフの方がオートフォーカスが早い傾向なので、動くものを捉えやすいといえます。

 

④メカに弱いかどうか

  カメラを使用するときには様々な機能を使うことになります。その操作や設定が複雑な場合だと、撮影するのも億劫になってしまう可能性があります。ミラーレス一眼の方が、露出(写真の明るさ)や色味が画面で確認できてわかりやすいです。

 

  いかがでしょうか?一眼レフとミラーレス一眼の特徴を踏まえて、どんな機種が良いか、以下にオススメ機種を挙げてみました💡いずれも現在中古品で1万円台〜2万円台で売っています😄


①キャノンEOS Kiss X4 

初めてでもすぐに使える操作の簡単さや、高画質な撮影を両立しています。また撮影方法を自由に選べ、逆光や早い被写体の撮影にも対応できます。撮影にも対応できます。

https://s.kakaku.com/item/K0000089559/?lid=itemview_relation1

ニコンD3100

キャノンと並ぶ二大メーカー、ニコンの入門機。写真も動画も両方楽しめます。案内に沿って設定から撮影、画像編集までスムーズにできる「ガイドモード」も便利です。

https://s.kakaku.com/item/K0000089559/?lid=itemview_relation1

ソニーα NEX-5

コンパクトボディで、一眼レフと同等のセンサーを搭載。画質の良さはもちろん、上下に動く液晶モニターなどの使いやすさも備えています。

https://s.kakaku.com/item/K0000109867/used/

オリンパスPEN Lite E-PL2

軽量コンパクトながら、しっかりフラッシュを内蔵。手ぶれ補正機能やボディーのカラーバリエーション、豊富なアクセサリーなど、持ち運びたくなる手軽なカメラです。

https://s.kakaku.com/item/K0000216765/used/

 

  ここに挙げたのはほんの一例です。ご自身にあった機種が見つかると良いですね✨

  最後までお読みくださり、ありがとうございました😊